5G、エッジコンピューティング向けネットワーク

5G時代に向けたエッジサーバ、デバイス向けiWARP対応の広帯域・低遅延のIPネットワークインターフェース

近年、分析や推論に活用可能なビッグデータには、高解像度の画像や映像データが加わり、更なるデータ量を処理するシステムが増加しています。そして今後、「5G」の時代が到来し、その膨大なデータをクラウドからエッジにわたり分散して処理をおこなうアーキテクチャが活用できるようになってまいりました。
アナログ・テックでは、これに伴い課題となるネットワークインフラに向け、エッジデバイス、およびエッジサーバ向けの10/25/40/50/100GBイーサネットに対応した高速ネットワークインターフェースカードの組込み、販売を行っています。

当社の強み

当社が取り扱う「Chelsio Communications」のネットワークインターフェースカードは、10/25/40/50/100GbE上で、様々なレイヤのプロトコルをオフロードが可能です。また、RDMA(リモートダイレクトメモリアクセス)をTCP/IPで実装する、iWARPや、デバイス間でGPUメモリに直接アクセスさせるGPUDirect RDMAなど、High Performance Computingで要求されるデバイス間のストレージやGPU処理データを、一般的なTCP/IPプロトコル上で通信します。
InfiniBandとは違いIPネットワークで伝送するために一般的なネットワーク機器との親和性が高く、IPネットワークエンジニアやネットワークインテグレーターが設計するIPネットワークへの組込みを容易にします。

取り組み

コンピュータのバス、I/O通信をIPネットワークへ実装する
10/25/40/50/100GBネットワークインターフェースの活用

iWARP RDMA over Ethernet certified with NVIDIA GPUDirect

iWARP(Internet Wide Area RDMA Protocol)により、機器間のリモートでのダイレクトメモリアクセス(RDMA)をTCP/IP上で実装することが可能です。TCP/IP上でRDMAを実装することにより、一般的なIPネットワークの機器で、RDMAを伝送することができます。

過去、IPネットワーク(イーサネット)は、帯域保証や遅延を保証しないプロトコルの為、RDMAといったI/Oやバス系の通信ではInfiniBandが利用されて現在に至ります。しかし、既に現在のIPネットワーク(イーサネット)は、広帯域やQoS、低遅延に向けて性能が劇的に向上しており、ワイヤーで10/25/40/50/100GBが一般化され、QoSでの帯域保障や超低遅延で長距離伝送が可能となっています。

今後、IPネットワークは「5G」により更なる広がりを見せていきます。

広帯域、低遅延のネットワークインターフェースカードをお探しのお客様は勿論。RDMAをIPネットワークで伝送することで、お客様の開発製品に広がりを持たせられるといったアイデアがございましたら、是非、当社までご相談ください。

尚、当社が扱うネットワークインターフェースカードでは、別筐体で搭載されたNVIDIA®のGPUのRDMAを、iWARPにより、IPネットワーク上で伝送することが可能です。

GPU Directの図

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