ファンレス型 AIチップ搭載 IPC

AT-IPCFG003

カスタム専用PC AT-IPCFGシリーズ

AT-IPCFG003

Hailo-8™ Deep Learning Processor搭載

Hailo

Hailo-8™ Deep Learning Processor搭載、防塵・防水のファンレス産業用PC

1.Hailo社のAIチップHailo-8™ Deep Learning Processor搭載

Hailoは2017年に、イスラエル国防軍のエリート技術部隊のメンバーによって設立された、エッジデバイス向けに最高性能のAIプロセッサを開発しているチップメーカーです。

Hailo-8™ プロセッサは、Hailoにより開発されたAI処理に特化したアーキテクチャのチップです。

AI処理に特化しているため、データプールとコンピューティングユニットを非常に小さなエリアに配置することが出来、外部のI/FやI/Oを使用することなく低遅延/低消費電力で処理を実現することが可能です。

汎用GPUとも比較して面積を15分の1に削減、20倍の消費電力効率達成しており、FPS比較では1.1倍の性能を達成しています。

  • 電力効率3TOPS/Wにおける最高クラスのAI処理性能により1チップ26TOPSの高性能
    ※チップ単体、もしくはM.2モジュール利用時です、本機ではMini-PCIe接続のため13TOPSとなります。
  • リアルタイム、低遅延、高効率でのエッジでのAI推論を実行
  • Hailoのデータフローコンパイラと、標準AIフレームワークのサポートにより、開発者は簡単に手早くニューラルネットワークモデルをポーティングできます

2.IP65の防水性能

IP65に対応した防塵防水性能、優れた放熱設計のファンレス筐体を採用、屋外などさまざまな現場に導入可能。

M12に対応した産業用防水コネクタを搭載した各種インターフェースにより、ヘビーデューティな環境に対応します。

産業用SSDなど産業用グレードのパーツに組替えが可能です。

3.カスタムやOEMが可能なベースモデル

仕様がマッチしなければ、適合しない個所を状況に合わせてカスタムすることで、仕様設計の短縮や、お客様へのご提供リードタイムの短縮を図ります、お客様の要求仕様に近いベース筐体の確認から検討を開始します。

Hailo社のAIチップHailo-8™ AI Processor搭載(Mini-PCIe接続で13TOPSの性能)

IP65の防水性能

カスタムやOEMが可能なベースモデル

仕様

プロセッサー Intel Core i3-7100U (2.4GHz)
メモリー 8GB MAX16GB
拡張スロット Mini-PCI Expressスロットx1 (※AI用アクセラレータで占有済み)
ドライブ(HDD/SSD) SSD (2.5”) x1
SSD mSATA 128GB with PLP
ネットワーク 10/100/1000BaseT x2(M12コネクタ)
グラフィック VGA x1(防塵防水コネクタ)
シリアルポート RS-232/422/485 x1 (Default:RS232)(M12コネクタ)
USBポート USB2.0 ×2(M12コネクタ)
USB3.0 ×1(防塵防水コネクタ)
動作環境 100~240VAC ±10%
OS Ubuntu 22.04 LTS
寸法 231(W) X 292 (D) X 57 (H) mm (突起物含まず)
日本最大級のBtoBデータベースサイト iPROSで製品資料をダウンロードできます

SAME SERIES PRODUCTS

同シリーズ製品

FAQ

よくあるご質問

どのように要件を伝えればよいですか?

用途(アプリケーション)、環境条件(温度・湿度・粉塵など)、必要なI/Oポート、筐体サイズ、OS、数量、予算・納期などをできる範囲でご提示ください。ヒアリングシートもご用意しています。

試作品を作ってもらう前に概算見積りは可能でしょうか?

はい、要件をヒアリングした段階で、概算コストのご提示は可能です。詳細な費用や納期は、最終仕様確定後に算出いたします。

高温・粉塵・薬品ガスなど厳しい環境対応はどこまで可能ですか?

IP65以上の防水・防塵設計や耐腐食素材の採用、動作温度域の拡張など、現場要件をヒアリングし最適な筐体・部品を選定します。

特殊な I/O(RS-485、CAN、PoE、マルチ LAN など)や拡張スロットの追加はできますか?

はい、マザーボードや拡張カードの選定、I/Oレイアウトの設計など、カスタム対応いたします。産業バス規格や特殊コネクタへの対応実績も豊富です。

長期的に同じ仕様の製品を供給してもらうことはできますか?

原則としてできますが、部品の生産終了などがある場合は代替部品で継続供給を図るなどの手段を検討します。製品ロードマップを事前に打ち合わせし、長期安定供給を目指します。